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学力を上げるために何をしたらいいか悩んでいる学生が非常に多い。

「そうやって悩むことも大事だ。将来きっと君の力になる」
こんな先生の言葉に心打たれている子供がいるが、その子をかわいそうに思う。
今、学力が伸びないと悩んでいる子供にかける言葉ではない。

「君はその先生を尊敬している?信じている?」
「はい」
「その先生はアドバイスしてくれていると思うけど、その通り実行している?」
「はい、実行しています。時間をしっかり取って、もう半年くらいやっています」
「その先生の授業はわかりやすい?」
「はい」

結論を言う。
「君が伸びないのは、その先生の言う通りに勉強しているからだよ」

伸びない理由は以下。
・その先生の指導(授業外を含む)と指示が学力を伸ばすためのものではない。
・わかりやすい授業をしているが、伸ばす授業ではない。

教育、特に子供の学力を伸ばすために指導者に求められていることは何か。

有名大学を出ているから伸ばせるのか。
1級の資格を持っているから伸ばせるのか。

これらは子供の学力を伸ばす条件の中で1番、2番に重要な条件かというと実はそうではない。

知識を持つことに興味がある指導者は、さらに知識を広げたり深めるために時間の多くを費やす傾向にある。
人間には時間の限界がある。あれもこれもは、なかなか難しいのが現実である。
私たちの仕事は子供の学力を伸ばすことである。
その子を伸ばすために何をどうすればいいか時間の多くを費やして、その子が必要としていることを考えなければならない。
このことに日々取り組んでいる指導者の多くが、学力を伸ばす具体策を知っているし、彼らは子供の学力を伸ばしている。
子供の学力を大きく伸ばす要素の第1は、「出身大学や知識」ではないということだ。
一方で
「私の言う通りにやっているようだが、言う通りにやっていて伸びないわけがない。君の努力が足りないから伸びない」
と言う指導者がいるが、私はこう言う。
「あんたが指導し指示していることがその子には意味がないのだから伸びるわけない」
と。
自分を顧みず子供に責任転嫁してはいけない。
  • このエントリーのカテゴリ : 教育
 

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