FC2ブログ

いじめがなくならない。どうすればいいのか。

10月23日の新聞で、学校でのいじめ認知件数が60万件を超えたと報道された。
子供の命にも関わる「いじめ」。
何とかならないのか。

臨床心理士などのスクールカウンセラーを学校に配置するなど行政も動いているけれどイジメはなくならない。
今は少子化の世の中。
昔に比べたらはるかに少ない生徒数にも関わらずイジメが昔より多いとは、ど~ゆ~ことズラ。

今は先生の他にカウンセラーが専門的にイジメにも対応しているが、カウンセリングの効果が見られない、あるいはカウンセリング実施以前より悪化するケースも出ている。
なぜか。
イジメへの学校の対応が間違っているからでは。

「先生、それ、やったらダメだ!」
と感じることがよくある。
子供が死に至る場合があることを想定して接しているとは思えない。

子供がイジメを受けた。
それを知った親は、何とかしないととあわてて学校に連絡する。
連絡でイジメを知った担任は忙しい仕事の合間に時間を作り、親子から詳しい事情を聞くために面談を行う。
そしていじめた子供に事実確認を行い、クラスの子供たちにも事情を聞きイジメの実態を把握しようとする。
いじめた子、いじめた子たちを呼んで指導。
クラスでイジメについて話し合い、イジメはダメだと子供に教える先生。
カウンセラーもイジメを受けた子や家族と面談をして解決しようと動く。

これ、違うのでは。
まず親。
相談しに慌てて学校に行くのは間違いだと思う。
親が学校に行ったら
「あ!〇〇の母ちゃんだ。学校に何しに来たんだ」
「やべ~!あいつ、オレらの事を先生に言いつけたな」
となり、さらに状況が悪くなる可能性があることを考えなければならない。

先生。
学校に親を呼んだらダメだ。
学校に来ている親の姿をいじめている子が見たらどう思うか考えてほしい。

先生!いじめを受けた子の家に行って、子供から時間をかけて話を聞いたらどうか。
大変だけど、やってほしい。

いじめっ子への対応も注意しなければならない。
「イジメはよくないですよ。イジメについて話し合いましょう」……これをクラスでやると、いじめた子を追い込んでしまう。

カウンセラー。
 いじめられている子や家族と話をするよりも、「いじめた子」と話をいっぱいしたらどうか。
いじめられた子と話していても、イジメはなくならないが、いじめた子を変えればイジメは終わる。

ではどうすればいいか。
カウンセラーも先生も「いじめっ子」と仲良くすればいい。
仲良くして雑談していろんな話ができるようになったら、その子の親や兄弟のこと、祖父ちゃんや祖母ちゃんのことを聞いてその子の背景を知る。
そうしているうちにそのいじめっ子は、つらかったこと、悲しかったこと、楽しかったこと、いろいろ話してくれるようになる。
カウンセラーも自分の人生で悲しかったことや楽しかったことがあるはずだ。
それを「いじめっ子」に話したらどうか。
「え!先生、そんなことがあったの?」
と意外そうな顔をしたり話しかけてくれる。
こうして警戒心が取れていく。
その子が心開いたその瞬間に肝心な事を話せばよい。
「〇〇君を蹴飛ばしたみたいだけど、なんか気に入らないことでもあったの?」
といじめっ子側に寄り添って話すのだ。
気づいていなかった事実が出てくるかもしれない。
いじめた子の心の闇を知る事ができるかもしれない。
穏やかに話せる関係ができ、もう大丈夫かなと思ったら
「イジメ、まだ続ける?」
と優しく語りかけたらどうか。
その子は真剣にイジメについて考えると思う。 

いじめっ子と親しくなれば、心のつながりもできる。
心のつながりができれば、先生たちが話すことに耳を傾けてくれると思う。

松進のブログです
最新記事
月別アーカイブ
QRコード
QR